病魔を追い払う赤の力
奈良に伝わる赤子という妖怪は、夜中にひっとりと姿を現し、夜通し踊り続けていたようです。人に危害を加えずただ無心に踊り続ける姿は、どこか微笑ましくもあります。
昔から、赤は厄災から身を守る色として使われてきました。疱瘡を広める疫病神が赤色を好むことから、赤い物を身の回りに置いておくことで、疫病神がそれに乗り移り病気を防ぐとされていました。
赤子が家の片隅で踊り続けることで病魔を追い払い、家内安全が続くことを願います。
張り子 2016年制作
奈良に伝わる赤子という妖怪は、夜中にひっとりと姿を現し、夜通し踊り続けていたようです。人に危害を加えずただ無心に踊り続ける姿は、どこか微笑ましくもあります。
昔から、赤は厄災から身を守る色として使われてきました。疱瘡を広める疫病神が赤色を好むことから、赤い物を身の回りに置いておくことで、疫病神がそれに乗り移り病気を防ぐとされていました。
赤子が家の片隅で踊り続けることで病魔を追い払い、家内安全が続くことを願います。
張り子 2016年制作